歯のひび割れ

　みなさんこんにちは。最近涼しくなって来ましたがいかががお過ごしでしょうか？？

　さて、本日は歯のひび割れ（クラック）についてお話しします。

クラックは放置すると、さらなるダメージや感染の原因となりますので早期発見と対策が大切です。

クラックの原因ですが主に以下のようなものがあります。

・咬み合わせの異常や歯ぎしり、食いしばりによる圧力
・転んでぶつけた、事故や外傷
・神経を取った歯などの耐久性によるもの

クラックは初期段階では痛みや不快感が少なく、見逃されがちです。
しかし、神経まで到達していたり、虫歯があると強い痛みを生じます。さらにクラックがあると虫歯菌の進行が早くなることもあります。 また、根の方までクラックが生じると同じく痛みを生じたり、その部位だけ歯周ポケットが深くなり炎症を起こすこともあります。

その予防として、先生に噛み合わせを調整してもらったり、マウスピースを作製したり、噛むのに使う筋肉（咬筋）にボツリヌストキシン製剤で、筋肉を弛緩させたりする方法があります。

歯科のトラブルは、歯周病、虫歯に注目されがちですが、二つの次くらいに噛み合わせの力によるトラブルは多いです。

痛くない、何もないと思っていても、そういったトラブル予防の為にもきてくた゛さいね。